太陽に向かって上へ上へと伸びる、生命力たくましい月桂樹。
太陽神を崇拝するナポレオン ボナパルトは、太陽に向かって強く成長する月桂樹を王冠のモチーフに選びました。
(なんだかよく見ると襟も月桂樹の葉のよう・・・?!)
人は強くありたいと願うものです。
凛として自分の役割の道を歩いていかなくてはならないからです。
太陽は不変のパワーで、 人や物を照らし続け、エネルギーを生み出し、生きているものを育み、光となって私達の心をあたためてくれます。
以前何かの本に書かれていたユダヤ人迫害について、ユダヤ人は顔色が悪く不気味がられていたが、それは仕方のないこと、なぜならば迫害を恐れて窓がない光のあたらない建物の中に身を隠して住んでいたからだという表記がありました。
その話が本当なのかわかりませんが、
太陽は赤く、そして黄金色で、それは活気のある血であり、生きるためのエネルギーなのだと思いました。
太陽の光を浴びて大きく成長する月桂樹は、ナポレオンにとって戦場でみなぎる力と目指すべきものに突入する情熱を拡大させてくれるお守りのようなものだったのではないでしょうか。
私はこのStoryにひどく心を打たれました。私もダイヤモンド業界という戦場(?笑)で情熱の火(灯ではなく、あえて火と書きます)を燃やし続けるためには、月桂樹=太陽が必要だと感じましたし、職業にかかわらず、人間は皆何か今生で成し得なくてはならないものがあり、時々くじけたり、止まったり、ちょっと小休止したりしながら、情熱の灯を再度燃やして生きているのではないかと思い、なんて人間らしく素敵なんだろうと思ったからです。
情熱の灯がいつもメラメラと燃えている人なんていないんだ、私もそんな風に考えないで何か心のよりどころになる意味あるモチーフを心のお守りにしたらいいのだわ、と思えたりして、少し気持ちも楽になったほどです。
月桂樹とナポレオンの関係を今田先生から教えて頂き、私なりに想像の世界を広げて、ぜひMadam IMADAシリーズの中にこのLaurierを導入したいと申し出て、今田先生からご許可をいただいたのでした。
ナポレオンが暮らしたフランスのマルメゾン宮殿で撮影したモニュメント。↓
太陽神を崇めたナポレオンに仕えた勇敢な戦士たちだと聞きました。太陽神を崇めるだけではなく、自分自身が太陽神だと思うようにさえなっていたと聞き、このモニュメントを見ては頷き、そして
寝室の様子を見て納得してしまいました。
私が、月桂樹の葉をモチーフにしたジュエリーを身に着ける日は、
もうちょっとパワーが欲しい日、そして勝ちたいとき(何に・・・?笑)、そして勇気が欲しい日、
そしてそして、ちょっとエレガントに印象付けたいとき。個性を出したいときにも。
ロンドンで学んだAstrology的にもそれはしっくりきます。占星術では太陽はしし座の守護星。
しし座は自己表現や、中心を表す星座ですから・・・そしてパワーや、勇気、そして黄金色のたてがみのような優雅さを司る星座でもあります。
Madam IMADAのロリエはこちらからご覧になれます♪
http://www.diavante.jp/madamimada/index.html#Laurier