D127 Southern Cross

 

大航海時代、天の南極を測るため冒険家たちは輝く南十字星を道しるべとして、また心の拠り所にしていました。天の南極に近く、オース卜ラリアでは南の空(頭上)に見えるため古くから宇宙への憧れや想い、探求心の象徴として表されています。
南十字星(サザンクロス)と名付けられたこの作品は、Robertの作品”Thechild inside”にも共通する「楽しい」「ユニーク」「冒険心」が感じられる仕上がりです。
外観はまるで冒険家が使用した船でもあり、南十字星を観測する芙文学者の研究所のようにも、宇宙へ向かうシャトルのようにも思えます。掲げられた「どくろ」のモチーフは死ではなく、再生する命を表し、冒険心も探求心も「命のパワー」がキーワードであることを訴えていますが、その一方でサイコ口がまわる細工は「そうは言っても冒険は運しだい」というメッセージも込められています。

公現代の88星座は1928年園際天文学連合(IAU)の第3回総会で、決定されたもので、南十字星はその88星座の中で、最も小さいとされています。天の南極に近い星座のため、北半球からは見えない場所が多い。

 

  寸法:Barrel(筒部分)385mm×90mm 高さ325mm
  素材(本体):銅・真鍋
  素材(台座):Tasmanian Black Wood
  本体価格(税抜):¥2,000,000

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