「The Pirate's swallow」

 

DIAVANTE Exclusive Kaleidoscopeは、
アーティストRobert Cook とJocelyn Teh とDIAVANTE との
コラボレーションで生まれた特別限定品です。
Studio のあるオーストラリアでひとつひとつ丁寧に手作りされています。
・オーストラリア意匠登録番号618514・

 

DIAVANTE Exclusive KALEIDOSCOPE

 DIAVANTE カレイドスコープはアーティスト Robert Cook と Jocelyn Teh と DIAVANTE のコラボレーションで生まれた特別品です。Studio のあるオーストラリアでひとつひとつ丁寧に手作りされています。ひとつひとつ違うデザインでご用意しているためシリアルナンバーが記されています。サイズは160mm×38mmからスタンドの大きなモデルで高さ450~500mmまで様々なスタイルが揃っています。様々な時代の潮流(ヴィクトリア朝風、アールデコ、アールヌーヴォー)を今によみがえらせたスタイルから、神話や物語、歴史的事象を映したものまで多彩なラインナップが用意されています。また、それぞれが世界にひとつしかないコレクターズ・アイテムです。

 ジュール・ヴェルヌのファンタジーの世界をインスピレーションの泉とした「Lighthouse」シリーズでは、光と安全を探求し続ける人間の、絶え間ない努力と先の見えない道行きがイメージとして投影されています。

 大きな船をイメージした「The Pirate's swallow(ザ パイレーツ スワロー)」の作品は海賊とツバメが世界を渡り歩く仲間であり、海を知り尽くした仲間でもあること、また海上で起こる様々な物語まで連想させます。

 

 

Kaleidoscope Artist

 

Robert Cook と Jocelyn Teh

(Brewster society 登録アーティスト)

 

■Profile(プロフィール)

 カレイドスコープの開発者 Brewster 卿(ブリュースター)の影響を受け、1989年から製作を始める。16通りを超えるミラーシステムを組み合わせて色彩豊かな映像を表現するだけでなく、外観のデザインにもこだわりをみせる。デザインに込められたメッセージは、見る方の観点によって自由に幅広く受け止めてほしいと願って発信されている。

 作品は世界中の展示会や Gallery で高く評価されており中でもカレイドスコープを広く世界へ広めようという団体“Brewster society”の創設者であり、カレイドスコープ界の第一人者である Mrs. Cozy Baker(コージーベーカー)からも高く評価を受けコレクションとして貯蔵されている。

 

 Artistである Robert Gook と Jocelyn Teh が作りだすカレイドスコープは、Mrs. Cozy Baker 編集の「Kaleidoscope Artistry(2002年)」、「Kaleidoscopes:Wonder of Wonders(1999年)」という2つの本の中でも取り上げられています。

 Robert Cook はカレイドスコープを“子供の頃を懐かしむおもちゃ”から、デザインに組み込まれた複雑なコンセプトと輝くような美しさを兼ね備えた大人の芸術品へと再定義した、と紹介されています。また、Robert Cook の巧みな地金の加工技術を紹介し、地金の特性を生かした絶妙な色合いを表現していることを高く評価しています。

 Robert Cook を造形家としても紹介し、様々な反射鏡の組み合わせを一つのカレイドスコープに組み込むことや、ホイールを二つ組み合わせることによって、従来のカレイドスコープとは違う横々な映像のパターンを楽しむことができるようにしたことを高く評価しています。

 上記の本は2冊ともカルフオルニアの C&T Publishing から出版されています。この出版社はカレイドスコープアーティス卜やコレクターの国際的な団体である Brewster Society(https://brewstersociety.com/)の会員です。

 Robert Cook が創り出すカレイドスコープは、世界中の展示会や Gallary でも高く評価されています。上質のものを追求するコレクターをも喜ばせる極上の芸術品として時代の記憶を内に宿し、時を越えて未来へと受け継がれる財産となるはずです。

 

 

KALEIDOSCOPE の歴史

 カレイドスコープはディヴィッド・ブリュースター卿により1815年に発明されました。ブリュースター卿は、長年プリズムや鏡に挟まれた空間での光の反射やその特性について研究し、映像の連続反射現象を発見しました。カレイドスコープ誕生の瞬間でした。

 ブリュースター卿はギリシャ語の“Kalos”=美しい、“Eidos”=形・模様、Scopio”=見えるもの、を合わせ Kaleidoscope(カレイドスコープ)と命名したのでした。

 これと似た装置は、既に1710年にイギリスの天文学者でオックスフォード大学の教授であったジェームス・ブラッドレー博士によって作成されていたようですが、この装置は後に歴史から忘れられてしまいました。ただし、ブラッドレー博士の観測結果や深い帰納的推論はグリニッジ天文台の名を世界に知らしめることに繋がっています。ブリュースター卿による発明から数年のうちに安価なカレイドスコープが大量に生産されるようになりました。当時、カレイドスコープは科学の進歩を象徴する斬新な装置とされていました。

 1820年代には、専門誌「The Kaleidoscope」は最も人気のある科学雑誌としてその名を知られるようになりました。この時期、パリとロンドンだけでも3ヶ月で20万台ものカレイドスコープが販売されたと言われており、カレイドスコープの歴史の中で最初の熱狂的なコレクターブームを起こしています。

 

 

芸術品としての KALEIDOSCOPE

 100年もの間力レイドスコープは主に子供のおもちゃとして作られてきました。近年では、新しい技術やデザイン、新しい素材を使用することで、カレイドスコープが芸術の世界へ足を踏み入れています。

 1980年代の終わり頃、アメリカの Mrs. Cozy Baker によってはじめられた「美しい万華鏡を見直そう」という運動(Kaleidoscope Renaissance:カレイドスコープ ルネッサンス)はカレイドスコープの魅力を再発見する大きなムーヴメントを巻き起こしました。

 1985年にはアメリカで世界初の大規模なカレイドスコープの展示会を開催しました。Mrs. Cozy の呼びかけによりカレイドスコープアーティストやコレクターの国際的な団体である Brewster Society が発足し、カレイドスコープの魅力を伝える活動を行っています。現在アメリカでは150人以上のカレイドスコープ作家がカレイドスコープの芸術品を作り続けています。

 

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