DIAVANTEブランドの製品に関するコンフリクトダイヤモンドに対する方針

私たちはダイヤモンド業界の誇りと責任を持って、紛争に関係のない安全なダイヤモンドジュエリーを皆様のお手元に届けたいと思っています。

地球の贈り物であるダイヤモンドは、購入される方、贈られる方がたくさんの愛情と幸せに包まれるために存在すべきで、ダイヤモンドが紛争の資金となるのであれば大変遺憾であると考えています。

不法な目標を達成しようとする反乱勢力が、幸せを運ぶはずのダイヤモンドを悪用することは絶対に許されません。

ダイヤモンドの悪用を根絶するために、2002年にワールドダイヤモンドカウンシル(以下WDCと表記-私たちを統括するThe Lev Leviev Group of CompaniesはWDCのメンバーです-)が中心となって、各国政府、ダイヤモンド業界、人権擁護グループの賛同を得、キンバリー・プロセスを創設しました。(2009年3月現在の加盟国は71カ国)
すべての原石にはキンバリー・プロセス証明書の添付が義務付けられ、証明書がないダイヤモンドの輸出入は厳しく管理されるようになりました。紛争地から産出されるダイヤモンドや、紛争の資金となるダイヤモンドは、根絶しようと節に願う人達の努力により確実に排除され、今日ではダイヤモンドの原石の99%以上が紛争と関係のない地域から採掘されていると言われています。

私たちもWDCと国連決議の方針に則り、コンフリクトダイヤモンドの根絶のためキンバリー・プロセスとシステムオブワランティー(紛争地ダイヤモンドが入り込まない流通経路の保証)を遵守しています。

具体的には、以下のような活動をしています。

  1. WDC(http://www.diamondfacts.org/)の研修用資料を参考にして作成した資料を使用し、新入社員研修の際に研修を行っています。また、今後もコンフリクトダイヤモンドに対する意識を常に持つように、定期的に再確認の研修を行っていきます。

  2. 全ての輸出入品Invoice、委託/受託納品書、納品書、売上伝票などでシステムオブワランティー宣誓文の記載を遵守し、私たちが購入し私たちから販売されるすべてのダイヤモンドが宣誓文通りであることを確認しています。
    宣誓文の記述ができないような取引先とはお取引を行っておりません。

*宣誓文
(英語):The Diamonds herein invoiced have been purchased from legitimate source not involved in funding conflict and in compliance with UN resolutions. The seller hereby guarantees that these diamonds are conflict free based on personal knowledge and/or written guarantees provided by the supplier of these diamonds.

(日本語):私たちの販売するダイヤモンドは、カッティング・ポリッシング以外に人工的手段を加えていない天然ダイヤモンドであり、また国際連合決議を遵守しい紛争への資金提供に関与しない供給源より購入されたものです。ダイヤモンドの販売業者として、当方が自身の認識に基づき、且つまた、供給者の書面による保証により、これらのダイヤモンドが紛争に関係のないことを保証します。

私たちができる啓蒙活動として社外へ出すメールの署名欄、取引で使用する書類などには必ず宣誓文の記述を行っています。
http://www.diamondfacts.org/

*コンフリクト(紛争)ダイヤモンドとは・・・
戦争で疲弊している地域、とくに中央および西部アフリカでの紛争の資金源とするために違法に取引されているダイヤモンドを言います。国際連合(UN)では、「…正当かつ国際的に認知されている政府に反する勢力・党派が支配する地域を原産地とし、上記の政府に反対する、あるいは安全保障理事会の決定に違反する、軍事行動の資金源として利用されているダイヤモンド」と紛争地ダイヤモンドを定義しています。このようなダイヤモンドは、「ブラッド・ダイヤモンド」と呼ばれることもあります。

私たちは、上記のような自分たちでできる活動を遵守することを約束し、ダイヤモンド産業がアフリカの真の経済発展を担っていることに責任と誇りを持ち、今後も紛争ダイヤモンドの根絶を目指し日々努めていきたいと思っています。

2009年4月
DIAVANTEトータルプロデューサー 紺野圭子